弱さ

私がさんざん愚痴をこぼしている時、その場にいた人が

「でも、なんかかっこいい」

「大丈夫そうだと思った」

と口々に言って、咄嗟に狐につままれた気分だった。

 

でも、いつの間にか自分が、ガワの硬さとかを纏うようになっているのだとしたら

頑張った結果が出てきたんだな、と思ったりする。

回復一生、苦労一瞬

背伸びしようとして実際に取る行動が

・欠点を探し出す

・一緒になってイライラしてみせる

 

さらに、自分が作り出した苦労で

他の人に話し相手になってもらおうとしている時点で、

「回復一生、苦労一瞬」という感じがする。

 

なんだか、さもしいなあ。

適応してみせよう、として取る行動のレパートリーがそれしかないのか。

今まで研究しそびれた苦労だな。

 

それは「最初に立てた目標に戻りなさい」と言われるわけだ。

「遅刻しない」

「朝目標を立てて、夕方振り返る」

 

基本に立ち返ろう。

「迷惑をかけないように」

という言葉が肌に刺さる。

もちろん私もそうありたいと思うし、自分を必死で律してきた。

それに、厳しく律しすぎるが故に助け合うことを学べず、孤立を深める結果になることも知っている。

 

迷惑をかけないように、

という目的は一緒でも、とるべき態度が上から押さえつけるだけでは、その人らしい人間らしさは育たない。

 

従順に育って、黙々と割り当てた仕事をする、そういう人たちが社会の仕事の多くを担っている現実はあるが、

 

それだけではないという選択があることを、いつでも見せられるようでありたい

 

 

 

久しぶりに「世間の常識を教え込むのが役割」という立ち位置の人に会った。

疲れた。

 

そもそも私たちは大多数の常識から離れたところに生を受け、適応させようとする努力こそが現在でも生きづらさの一部を占めている、なんて話は日々の会話の中ではまどろっこしすぎるし、本人の望みを引き出すのは途方もなく時間がかかることだし、限られた若い時期を周囲が望む通りに過ごさせようとしたら、指導モデルになるのは致し方ないことだけど、

 

ああ、回復も成長もしない関わりだな、と思う。

支援者ぶり

二週目に入りました。

名刺、首から下げるIDが出来てきて、今日から外勤も始まりました。

 

黒無地のシャツにグレーのカーディガン、ライトグレーのパンツにIDを下げた自分は、どこからみても相談員ぽくて、変な感じがします。

 

それに、徐々に感情を抑えるようになってもきていて、(実際デイケアほど感情を揺すぶられることは起こらないし、大変なのは職員同士の議論だったりするのだけど)どんどんポーカーフェイスの時間が増えていきます。

 

せっかくのピアな経験値ですがどのくらい生かせるかは今後の試行錯誤次第になりそうです。

最初の一週間

終わった。途中疲れで爆発しそうになりながら、おきゃくさんに助けられながらどうにか乗り切った。

 

疲れの中、病が助けようかとこちらを伺っている中で、どうにか耐え切ったと思う。

人間関係の苦労も、いい苦労というか、ここまで頑張ってきたからこそピラミッドの上まで登って行けたと思う。

 

また登ったところで苦労して、病に助けられようとついしてしまうけど、

これからは降りて、自分にしかできない関わりを考えていきたいと思う。

 

周囲ではもやもやする話も聞こえてきたけど、不安を連れて来ずに

周りと繋がって、調和を大切にして乗り切りたい。